日本障害者ライダーズ協会

サイドカーの基本動作の解説
【注意】下記の説明は左側に側車がある場合においての基本動作を述べています。詳細なアライメントなどの説明・位置は省いてあります、また近年のサイドカー発達により、当てはまらない物もあります。必ず御購入のお店にてキチンとしたアドバイスやベテランの教授を受けて正しい練習から初めて下さい。半年くらいはベテランの後をついて練習がお奨めです。

左カーの場合です。右カーは反対です。
【1】この図ではサイドカーの特殊な幾つかのセッテイングは省略します。

【2】図の様に側車輪は僅かにトーインしています。

【3】ニュートラルな状態ではトーイン分だけ右側方向に力が加わってますので、当然車は右側に向かいます。
直進

【4】本車(オートバイ)側の後輪が駆動輪(固定)です。この力は真っ直ぐ前に
働きます。

【5】大雑把な感じではサイドカーで直進するには、側車のトーイン分の力を
打ち消すため、左側をにハンドルを切りながら(各部セッティングもある)直進しているイメージ。
左折

【6】左ターン(側車側に曲る)時は、当然ながら側車のトーイン分の力を上回る力でないと左側に行きませんので基本はアクセル・オン(パワーオン)です。

【7】その為コーナー手前で充分減速して、体重移動やギアチェンジを駆使しコーナーに入ったらアクセルオンで抜けます。

【8】また側車が浮く事もあり、恐怖感も発生します。しかも本車前輪に荷重がかかりハンドルが重くなります

【9】山岳路の下りの左側・山側コーナーでは逆バンクになっている事も多く
充分な注意が必要です。ここで、アクセル・オフは即反対車線へ直行です(理由は下記:右折)。



オーバースピートは厳禁です。
右折

【10】本車(オートバイ)側に曲るときはアクセルオフ、またはパーシャルにしながら、ステアリングを切ると、左折時とは全く違う感じでスムーズに流れるように曲ってゆきます。ブレーキは厳禁です。

【11】こう動きはサイドカー特有の爽快感でもあり、車線変更では2輪車、4輪車よりもクイックに移動します。(以外ですが)

【12】イメージとしてサイドカーのもスラローム運動は(蛇行)はアクセルのオン・オフだけで行なう感じ。

【13】上記の操作加え。ブレーキングなどのテクニックや他の禁止操作もあります。

【14】側車に人が乗っている場合や、各ショップの味付けなどにより大きく変わってきますので御注意下さい。
































































































軽いDJPサイドカーに錘(ウェイト)代わりに灯油タンクに水をいれました。絶対に浮きません。
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